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突発性難聴の治療

突発性難聴とは

突発性難聴は、片側の耳に、急に難聴が起こります。耳鳴りめまいを伴うことが多く、難聴が経度の場合は、耳の閉塞感として感じることもあります。

突発性難聴の原因は、詳しくは明らかになっていませんが、内耳や聴神経に何らかの障害が起こっていると考えられており、内耳の循環障害やウィルス感染ではないかと考えられています。しかし、まだ不明な点が多く、はっきりとは分かっていません。

突発性難聴は、治る可能性がある期間が限られていて、発症してから1週間以内に治療を開始し、完治するためには発症後2週間が重要とされています。早いほど治る確率はよいのですが、早く治療を開始しても治らない場合もあります。

病院で治療を受けた突発性難聴の患者さんのうち、3分の1が完治、3分の1が一部改善、3分の1が治らずに終わると言われています。
突発性難聴治療成績円グラフ 発症から4カ月で聴力は固定し、それ以上回復が望めないと考えられており、国の難病特定疾患に指定されています。

突発性難聴を疑うような症状が出た場合は、早急に耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。

医療機関における現代医学的な突発性難聴の治療としては、主にステロイド治療が行われ、他に、内耳の循環をよくする血管拡張剤や、抗凝固剤ビタミン剤などが用いられること多いようです。 

突発性難聴の鍼灸治療

突発性難聴は、発症後、できるだけ早く医療機関で治療を受けることが重要ですが、それと並行して、早くから鍼灸治療を行うことにより、さらに改善率がアップします。

循環改善の効果に優れている鍼灸治療を受ける事で、内耳の循環が良くなるとともに、体全体の調整機能も活性化されるため、耳の機能障害の改善につながります。

OKはり灸マッサージでは、突発性難聴の治療として、耳への施術をはじめ、耳だけでなく全身への施術も行います。体の機能を全体的に高め、それによって耳の機能もさらにアップさせます。

耳への施術→耳の機能アップ

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全身への施術 →体のゆがみを整えて、からだ全体の機能をアップ

突発性難聴は、早期に適切な治療を行わないと、治らないまま終わってしまう疾患ですので、なるべく早い時期から、医療機関での治療とあわせて、鍼灸治療を受けられることをお勧めします。
発症から長期間経ってしまうと、鍼灸治療でも改善が難しくなります。しかし、発症してから、ある程度期間が経ったケースでも、鍼灸治療により多少なりとも症状が改善したという報告はありますので、試してみる価値はあると言えます。

OKはり灸マッサージの耳鳴り・難聴などの症例

OKはり灸マッサージに数多くご来院いただいた、耳鳴り・難聴・耳閉感・聴力低下の治療の症例の中から、一部をご紹介します。

耳鳴り・難聴・耳閉感・聴力低下 津山市 50代女性

症状

来院の10ヶ月ほど前、起床時、右耳が聞こえにくく、耳がふさがった感じになった。 その4日後に、起き上がれないくらいのめまいが、二日間続いた。 耳鼻科受診し、めまいを伴う右低音障害型難聴メニエール病の合併と診断される。 投薬治療を受けるも、右耳の閉塞感と聞こえにくさ、キーンという大音量の耳鳴り、少し頭を早く動かすとめまいがして、しばらく動けず、頭痛もする。

治療・経過

3~4回の鍼灸治療で、全ての症状がほぼ改善し、聴力も完全に戻った。 その後は予防をかねて、何回か治療を継続し、調子が良いということで、治療終了とした。

難聴 津山市 50代男性

症状

1年前、突然、右の耳が聞こえが悪くなり、遅発性内リンパ水腫と診断された。 その後、調子に波があり、来院前日に、耳の調子が悪くなり、それに伴って、首や肩、背中の張りやこりの症状が現れる。

治療・経過

一回の鍼灸治療で、すっかり良くなった。 その後は、調子が悪くなると、不定期で来院される。

難聴・耳鳴り・耳閉感 津山市 40代女性

症状

2週間ほど前より、左耳が聞こえにくくなり、病院で、突発性難聴、メニエール病と診断された。 左耳の耳鳴り、閉塞感、聴力は変動する。 頭重感や、首のこりもある。

治療・経過

一回の鍼灸治療でよくなり、聴力も元に戻っているため、2回で治療終了。

難聴・耳鳴り・耳閉感 鏡野市 40代男性

症状

3ヶ月ほど前に、突然、左耳が聞こえなくなった。 発症の3日後に耳鼻科受診し、低音障害型感音難聴と診断された。 耳鼻科で治療するも、改善傾向がないため、当院を来院された。

治療・経過

週1回の鍼治療をしばらく継続し、完全ではないものの随分改善し、聴力もだいぶ戻った。 その後も、数か月にわたって、治療継続したが、そこからさらなる改善には、なかなか至らず、治療終了となった。

難聴・耳鳴り・耳閉感 津山市 30代男性

症状

3週間ほど前に、大きな音を聞いてから右耳の聞こえが悪くなり 、右突発性難聴と診断された。 耳の詰まった感じ・耳鳴り・音過敏もある。

治療・経過

週一回のペースで治療を継続すると、聴力が少し上がり、音過敏も改善された。 耳閉感と耳鳴りは、良かったり悪かったりを繰り返した。 その後、根気よく治療継続され、もう大丈夫とご本人様が思えるようになり、治療終了した。

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