全身の連動性

不妊症と鍼灸治療(5)~妊娠に至りやすい人とそうでない人

鍼灸治療院に訪れる不妊症患者さんは、様々な不定愁訴(体調不良)をかかえている方が多く、その不定愁訴の重症度が軽い方が、妊娠に至りやすい、といわれています。

また、その不定愁訴が減少していく(体調が良くなる)につれて妊娠に至りやすい、ともいわれています。

逆にいうと、妊娠に至りにくい患者さんは、不定愁訴の改善がみられにくい(体調不良に変化がない)方が多い、ということです。

このことは、不定愁訴の改善が、妊娠に好影響を及ぼしている、ということを示しています。

ですので、不妊症に対して鍼灸治療でアプローチする場合、例えば、肩こりなら肩こり、冷えなら冷え、を改善させることは非常に大切である、ということができます。

また、現代医学での不妊治療では、様々なホルモン治療がなされますが、それによる、卵巣過剰刺激症候群、とまではいかなくても、長期のホルモン剤投与によって、腹部腫脹、腹痛、胃部不快感、全身のむくみ、などを訴える場合があります。

鍼灸治療は、不妊そのものだけでなく、医療機関のホルモン療法による症状の緩和にも有効です。

この点においても、専門医療機関による治療に鍼灸治療を併用する価値がある、ということができます。

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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