全身の連動性

足裏の痛み

足の裏側の痛みを訴える方が結構いらっしゃいます。

大概、左右どちらかの土踏まずの部分です。

その場合、足首のモビリティを出し、さらに、足部の中束骨の間のモビリティを出して踵の前額面での角度、つまり、立位での足部の接地アングルを正常化すれば、たちどころに痛みは消失します。

ということは、重心のかかり具合の不具合が足底の痛みの原因である、という結論が導き出されるのです。

ただし、治療直後は痛みが消失していても、またすぐにぶり返すことも多いのが難しいところです。

立位時や歩行時や走行時や座位時に、踵を真っ直ぐにする、という意識で普段から過ごすことが必要となります。

このためには、踵の内側に力を入れて立つ、歩く、走る、座る、ことが必要となるのです。

この、踵の接地アングルは、単に足裏の痛みの原因となるだけでなく、土台が歪むことで、その上のあらゆる部位の歪みを引き起こす可能性があり、その結果、様々な症状を引き起こすこともあります。

このように、「踵」は、人間にとって非常に大事な部位で、その診方に精通する必要が、我々のような治療家には必要不可欠となるのです。

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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