お灸の種類
OKはり灸マッサージでは、症状や体質、治療目的や患者さんのご要望に応じて、様々なお灸を使い分けています。
お灸は、大きく分けて、直接灸と間接灸があります。
直接灸
米粒の半分ほどにまるめた「もぐさ」を、直接お肌の上に置いて、線香で火をつけて使います。 昔ながらのお灸です。
昔ながらのお灸は、もぐさが燃えつきる時に、火の熱がお肌に直接伝わるので、熱く、やけどの痕が残ります。
OKはり灸マッサージでは、直接灸をする場合は、灸点紙を使用しており、
この写真のような、お肌にダイレクトにお灸をすることは、基本的にはしていません。
灸点紙を使うと、火の熱が直接お肌にふれず、熱さが緩和され、やけどの痕も残りません。
灸点紙
お肌ともぐさの間に敷いて使う、お灸の熱を和らげるシートです。
肌に貼って、その上にもぐさをのせて使います。
OKはり灸マサージでは、直接灸をする場合は、この灸点紙(きゅうてんし)を使ってお灸をします。
灸点紙にもぐさを乗せて火を点けた状態です
火の熱が直接お肌にふれず、熱さが緩和され、やけどの痕も残りません。
間接灸(温灸)
円筒灸(えんとうきゅう)
紙の筒にもぐさが入っているお灸です。
円筒灸を使った施術の様子
OKはり灸マッサージのお灸は、円筒灸を用いた間接灸を使うことがほとんどです。
紙の筒の中に空間ができるため、もぐさが直接お肌に触れず、やけどの痕が残りません。
OKはり灸マッサージでは、円筒灸を使用する場合、ほんわり気持ち良く、温かい刺激を与えることを目的としますので、施術中に熱いと感じる熱さになった場合は、すぐに取るようにしています。
通常ですと、火を点けて2~3分たつと、熱く感じてくる場合が多いので、その時間を目安にして、患者さんにお伺いしながら施術します。
温かく気持ち良いお灸ができるように心がけています。
熱く感じたらすぐに取り去るようにしているため、やけどの痕は、残りません。
棒灸(ぼうきゅう)
もぐさが太い棒状になったお灸です。
直接もぐさをお肌にあてるのではなく、お肌から離して温めます。
円筒灸よりも、より強力に温めたい時に用います。
(中国で主流のお灸です)
このように手で持って温めたり・・・
このような器具を使うこともあります
お灸と肌の間にすき間を作る温灸器です。心地良い温かさに調節できます。