質問一覧
- Q1針で肝炎やエイズがうつることはないですか?
- Q2お灸はあとが残ることはないのですか?
- Q3「整体」と「マッサージ」はどう違うの?
- Q4 体の不調の原因は、骨格のゆがみ?筋肉のこり?
- Q5 鍼灸(はり灸)だけで体のゆがみが改善するの?
- Q6 はり灸治療の後、すぐにお風呂に入れる?
- Q7 どんな服装で行けばいいですか?服をぬぐことはありますか?
- Q8 どれくらい通えば良くなりますか?
- Q9 病院に通院中でお薬を飲んでいますが、施術を受けても問題ないですか?
- Q10 整体・はり灸の初診時の「体の検査」とは何ですか?
- Q11はり灸やマッサージの支払は医療費控除の対象になりますか?
Q1 針で肝炎やエイズがうつることはないですか?
OKはり灸マッサージは、ディスポーザブル(使い捨て)の針を使用しています。
1回使用した針は廃棄し、別の方に使用することは決してありませんので、感染の心配はありません。
ご安心ください。
この写真のように、使用前の針は完全滅菌、完全密封された状態で保管されています。
ディスポーザブル(使い捨て)針
使用直前に開封し、使用します。
なお、ベッドに敷いているシーツタオルや、治療の際にお客様におかけしたバスタオルは、お一人様毎に、新しい物に交換しております。
Q2 お灸はあとが残ることはないのですか?
OKはり灸マッサージのお灸は、やけどのあとが残ることはありません。
ただ、お灸をしたポイントが、少し黄色くなることがあります。
これは、もぐさのヤニがついたもので、濡らしたティッシュなどで拭けば取れる場合が多いのですが、取れるのに数日かかる場合もあります。
みなさんが心配されるのは、お灸による「やけどのあと」のことだと思いますが、最近の鍼灸院で使われるお灸は、やけどのあとがつかないものが多く使われるようになってきています。
お灸には、大きく分けて2種類あります。
- もぐさを直接お肌の上に置いて火をつける直接灸
- お肌ともぐさの間に空間があり直接お肌にもぐさが触れない間接灸
OKはり灸マッサージで使うお灸は、間接灸がほとんどです。
関節灸は、それほど熱くなく、やけどのあとが残りません。
一方、昔ながらの直接灸は、皮膚表面にあえて小さなやけどを作ります。
直接灸は、免疫力を高める効果がありますが、とても熱く、跡が残るのが難点です。
OKはり灸マッサージでは、直接灸を使う場合でも、お肌の上に「灸点紙(きゅうてんし)」という紙を貼りつけ、その上から「もぐさ」を乗せて火を点けますので、直接灸の場合でもお灸によるやけどのあとが残ることはありません。
紙の上にもぐさをのせて使う灸天紙
お肌の上に貼って、その上にもぐさを置いて火を点けます。一瞬チクッと熱い刺激があります。
★ご希望があれば、灸点紙を使わない昔ながらのお灸もさせていただきます。ただし、その場合には、小さなお灸のあとが残ります。継続的なお灸でなければ、お灸の跡は日にちが経てば自然に消えていきます。
お灸についてはこちらもご覧ください。
Q3 「整体」と「マッサージ」はどう違うの?
OKはり灸マッサージでは、「整体」と「マッサージ」は、別の施術になっています。
整体は、体のゆがみを整える施術で、体のバランス検査を行ってからゆがみを整えていきます。
マッサージは、バランス検査は行わず、筋肉や筋膜をマッサージでほぐし、こりをゆるめ血行をよくしていきます。
整体
整体は、骨格や筋肉のゆがみを整えます
強い力をかけずに、適したポイントに、圧をかけたり、動かしながら整えます。
ゆがみを整えながら、骨格や関節をゆるめ、お体がスムーズに動き、機能がアップするよう整えます。
マッサージ
マッサージは、筋肉をもみほぐします。
「もっと強くしてほしい」「もう少し弱めに」など、ご希望も承ります。
OKはり灸マッサージで行う整体とマッサージは、どちらもお体を良い方向へ導こうとする目的は一緒ですが、それぞれの考え方とやり方は異なっています。
整体は、筋肉をもみほぐすことを目的にするのではなく、骨格と筋肉のバランスを整えるために、効果的なポイントを触れたり押したりします。
ただし、背骨や骨盤に対して、強い力をかけて矯正する施術はしません。
痛みを伴う施術も致しませんのでご安心ください。
整体とマッサージは、お客様のご希望により使い分けて施術させていただきます。
症状によっては、こちらから適した施術を提案させていただくこともございます。
また、必要に応じて、マッサージの施術中に整体的な手技を加えることや、整体の施術中にマッサージ的な手技を加えることもあります。
Q4 体の不調の原因は、骨格のゆがみ?筋肉のこり?
骨格がゆがめば、筋肉はそれに影響を受けて、こったりかたくなったりします。
筋肉がこってかたくなれば、それに影響を受けて、骨格がゆがみます。
このように、骨格のゆがみと筋肉のこりは、連動していて切っても切れない関係です。
どちらが先か?は、
『にわとりが先か卵が先か?』
と一緒で、答えるのは難しい問題です。
言えることは、その人の長年の体の使い方の癖、姿勢の癖などによって、
骨格のゆがみと筋肉のこりは、相乗的に影響しあいながら、一種の悪循環におちいり、少しづつ体が悪い方向へ行ってしまうことがある、ということです。
これらの体の外側の状態は、体の内側、つまり内臓機能にも影響を及ぼします。 場合によっては、心の不調にまで発展することもあります。
多くの治療家は、
- 主に、骨格のゆがみを重視し、それに対してアプローチする人
- 主に、筋肉のこりを重視し、それに対してアプローチする人
と、大きく二つに分けられます。
OKはり灸はりマッサージでは、この2つのどちらも重視しており、さらにこの2つによって障害されている、血液・リンパ液・脳せき髄液などの体内循環を良好にすることも目指したトータル的な施術を目指しております。
Q5 鍼灸(はり灸)だけで体のゆがみが改善するの?
はりや灸は、体のゆがみが整う方向へ導くことができます。
浅く刺す針や、温かいと感じる程度のお灸の刺激でも、その効果はあります。
はり灸は、自律神経バランスを整える作用があるので、そこに注目されがちですが、はり灸の施術によって自覚症状が軽減した場合、他覚的にも体のゆがみも同時に改善されていることが多いです。
例えば、右側の肩がこっているとします。
ここで私が重視しているのは、右肩がこっているという事実よりも、
「なぜ右側の肩がこっているのか?」
ということです。
こっていると感じている所を触ると、左側よりも固く緊張していることが多くあります。
その時の体の状態は、ほとんどの場合、右側の肩の筋肉がかたくなることによって、アンバランスになった体の骨格バランスをなんとか自然に保とうとしている結果であることが多いのです。
ですので、右肩の筋肉がこる必要がない骨格バランスに正してあげれば、そこをマッサージしなくても、自然に右肩の筋肉はゆるみ、同時に、こり感も改善されます。
右肩のこりを改善させようと針をする時は、こっている筋肉に針をしてゆるめることもしますが、原因となっている大元の「骨格のアンバランス」を整えるために、まったく違った場所へも針をします。
少し話がそれましたが、針をすることによって体のゆがみは改善し、ゆがみを意識して施術した方が、より効果の高い施術ができます。
OKはり灸マッサージでは、機能的にも構造的にもアンバランスを整えるポイント(ツボ)を見つけ、そこを刺激することにより、より高い治療効果を上げる施術を目指します。
そのために、手技(整体)と鍼灸を併用し、それぞれの単独での効果よりも、より高い治療効果を目指します。
* 症状や体質によっては、「はり」のみ、「灸」のみ、「はり灸」のみ、「整体」のみの方が良い場合もありますので、常に必ず、はり灸整体を併用するとは限りません。 また、患者さんのご希望で、「整体」はいいけど「はり灸」は怖いからいやだ、というような場合にも「はり灸」施術を無理強いすることはいたしませんのでご安心ください。
Q6 はり灸治療の後、すぐにお風呂に入れる?
はり灸治療の後にお風呂に入ることは、基本的にOKです。
ただ、施術した直後は、大なり小なり鍼灸刺激に対して、お体が変化を起こしています。
そのため、施術直後の入浴は避けて、念のために、施術後2時間以降にお風呂に入っていただくようにお伝えしています。
これは、感染を防ぐ目的ではありません。
免疫不全がある方でない限り、はり灸施術後に、すぐにお風呂に入っても、感染することはありません。
施術後2時間あいだを開けるのは、施術によって生じた自律神経バランスの変化に、お体を慣れさせるためです。
また、鍼灸の施術を受けた後、副交感神経の働きが高まって体がリラックスした状態でお風呂に入ると、副交感神経が優位になり過ぎて、ダルさが出ることがあります。
そういったことから、鍼灸施術後すぐの入浴は控えていただくことをお勧めしています。
Q7 どんな服装で行けばいいですか?服をぬぐことはありますか?
マッサージや整体の場合
服を着たままで施術します。
上着など厚めの服を着ている場合は、上着だけ脱いでいただくこともあります。
はりやお灸の場合
施術の際、肌を出していただきますが、服を着たままで、少し裾をあげていただくなどして施術します。
例えば、足に鍼をする場合は、ズボンの裾をあげて行いますので、裾の細いピチっとしたジーンズよりも、裾をあげてふくらはぎが出せるような、ズボンやジャージがベストです。
肩や背中に鍼やお灸をする場合は、服の首まわりを下げることがありますので、首がつまっていない服の方が良いです。
また、院内で着替えもできます(施術前に、ベッドのカーテンを閉めて着替えていただけます)ので、ジャージなどをお持ちいただいても結構です。
症状が出ているポイント以外も施術させていただくことがありますので、上下とも、細めの服よりも、ゆったりとした服装がおすすめです。
男性の場合は、ご了承いただいて、服を脱いでいただくこともあります。
避けていただきたい服装
- ワンピース
- タートルネックやハイネックなどの首がつまっている服装
- スリムジーンズ・スキニージーンズなど裾がまくれないズボン
Q8 どれくらい通えば良くなりますか?
症状や体質などによって、必要な施術回数は変わってきます。
急性の症状の場合は、少ない回数で済むことが多く、長く患っている症状の場合は、治療回数を重ねる必要があることが多いです。
急性の症状の場合
例えば、「1週間前にちょっと腰をひねって痛くなった」というような、急性の症状の場合は、うまくいけば1回で良くなることもあります。
1回で良くならなかったとしても、あまり治療間隔をあけずに2~3回続けて治療することで改善する場合が多いです。
長期にわたる疾患の場合
それに対して、例えば
- 10年来の頭痛
- 肩が上がらなくなってから半年くらい経っている
など、長期間患っている場合は、1~2回の治療で治ってしまう事は、まずありません。
治療したその時はよくなったと感じても、数日でまた症状が出てくる場合が多いからです。
一時しのぎでなく、長期的に見て改善させていくには、ある程度の治療回数がどうしても必要となります。
このような慢性的で頑固な症状の場合、当院でお勧めしているのは、1週間に1回くらいのペースで3~5回治療を継続されてみて、少しでも改善傾向がみられた場合、その後も治療を継続することで、かなり良い状態まで改善する可能性が十分にあると判断させていただきます。
1回目の治療で症状の改善が自覚できる場合も多くありますが、症状によっては、何度か治療回数を重ねないと、改善が自覚できない場合もあります。
また、症状が改善傾向にあっても、人によっては、それが自覚できないといった方もいらっしゃいます。自分では良く分からないが、家族や知人から、前より良くなったと指摘されるというケースは意外に多いのです。
1~2回の治療で、効果が自覚できないからと、途中で治療を止めてしまわずに、3~5回治療を継続されることをお勧めします。辛抱強く治療を継続された場合、長期的な改善に至るケースは非常に多いです。
■治療例
- 症状:10年来の首や肩のこり・痛みと、それからくる頭痛
- 治療頻度:週に1回の治療を5~6回継続
【施術経過】
だんだんと良くなり、それにつれて治療間隔も10日に1回、2週間に1回と治療間隔があいても症状が出なくなりました。
4カ月後には、お困りの症状はほとんどなくなり、1ヵ月に1回くらいのペースで、予防的な治療で済むようになりました。
一例をあげさせていただきましたが、長期的な改善までにどれくらいの治療回数が必要かは、やはり症状により人により様々です。
OKはり灸マッサージでは、より少ない治療回数で効果をあげられるよう、日々研究と精進を重ねております。
また、治療回数を重ねれば重ねるほど、患者様のお体のことをより深く理解できるようになり、効果的な治療を行うことができます。
ただ、難病と言われる病気や、進行性の病気などの場合は、治療の効果が、症状の緩和や進行をできるだけ抑えるといったことにとどまり、どんどん改善していくということが難しい場合もあります。
そういった場合でも、日々の生活を過ごしやすくするために、定期的に治療を続けることをお勧めいたします。
Q9 病院に通院中でお薬を飲んでいますが、施術を受けても問題ないですか?
病院で治療を受けられたり、お薬を飲んでいる場合でも、基本的には、施術を受けていただいて問題ありません。
症状によっては、病院での治療やお薬の治療効果を高めるという作用も期待できます。
ただ、病気や飲んでいるお薬がある場合、ご面倒ですが、施術の前にお知らせいただけますと大変ありがたいです。
OKはり灸マッサージでは、よりよい効果を出すために、施術前の問診時に、薬や病気をおたずねして、病気やお薬の影響に配慮した施術をさせていただきます。
また、施術を受けたからといって、病院で出されていたお薬を自己判断で急に止めてしまうことは避けて下さい。
気や症状にもよりますが、お薬を急にやめると、悪影響が出る場合があります。
通院している場合は、基本的には、通院を続けながら当院の施術も併せて受けていただくことが望ましいです。
特に、鍼灸治療においては、お薬と併用することで、より高い効果を望める場合もあり、欧米では、治療に鍼灸を取り入れることがスタンダードな考え方になりつつあるそうです。
日本でも、鍼灸院を併設した医院なども増え、医療現場でも、積極的に治療に取り入れられつつあります。
Q10 整体・はり灸の初診時の「体の検査」とは何ですか?
はり灸コース・整体コースは、体のゆがみに着目して、全身バランスを整えることにより治療効果をあげる施術を行っています。
おひとり様ごとに、全身の骨格・筋肉・筋膜のバランス、関節の動きなどを検査します。
注意
- ぎっくり腰などの急性症状や、検査が必要でない(またはできない)方には、お体の検査を省略させていただくことがあります。
- また、マッサージコースでは、お体の検査はしておりません
検査方法
検査は服を着たまま、体のバランスの確認を行います。
筋肉や関節の左右差や傾き、姿勢、動きなどを詳しく調べます。
それを元に、お体のゆがみを整えて、お困りの症状を楽になるようにしていきます。
お体の検査について詳しくは、こちらのページでご案内しています 施術前の検査とは
検査と施術にかかる時間について
これらの検査には、10~20分ほどかかります。
また、検査の後の施術も、初診の場合は、その方の施術に対する体の反応を慎重に見極めながら施術していきますので、2回目以降に比べて施術時間が長くなることが多くなります。
お急ぎの方には、大変申し訳ございませんが、OKはり灸マッサージでは、出来る限り効果の高い施術を追及しておりますので、おひとり様ごとに初診時は時間をかけさせていただいています。
はり灸コース・整体コースの初診時は60分~90分前後お時間がかかりますので、ご了承ください。
2回目以降の施術では、その方のお体の状態や、整体・はり灸施術に対するお体の反応を初診時に把握しておりますので、はり灸・整体コースは45分~60分前後の施術時間になります。
Q11.はり灸やマッサージの支払は医療費控除の対象になりますか?
はり灸やマッサージの施術料は、医療費控除の対象になる場合と、ならない場合があります。
国税庁のホームページタックスアンサーには、医療費控除の対象となる医療費として、4. あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価
(ただし、疲れを癒したり、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。)[平成26年4月1日現在法令等]と記載があります。
→タックスアンサー/No.1122 医療費控除の対象となる医療費
OKはり灸マッサージは、『あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師による施術』に該当しますので、基本的に、治療のための施術を受けられた場合は、医療費控除の対象となると考えていいと思います。申告の際には、レシートもしくは領収書が必要となりますので、捨てずに取っておいてください。
医療費控除について、詳しくは国税局・税務署へお問い合わせください。
※注記
掲載時の情報をもとに記述しています。その後の法改正などにより、情報が変更になる場合もございますので、ご了承ください。
医療費控除を受けられる場合は、国税局・税務署へご確認をお願いいたします。