はり(針)の種類
毫針(ごうしん)-鍼治療でもっともよく使う鍼
針治療で使う鍼には、いくつか種類があります。
一般的な針治療で主に使われるのは、毫針(ごうしん)と呼ばれる針です。

鍼治療のはり
鍼管(しんかん)という、針を支える管を使用して使います。

使い捨ての毫針(ごうしん)と鍼管
鍼管(しんかん)を使用すると、痛みを感じにくく針を刺すことができます。
OKはり灸マッサージは、ディスポーザブル(使い捨て)の針を使用しています。1回使用した針は廃棄し、別の方に使用することは決してありませんので、感染症などの心配はございません。
OKはり灸マッサージでは、この毫針(ごうしん)の他に、置き針や耳針、てい針などを使っています。
置鍼(おきばり)
皮内鍼(ひないしん)や円皮鍼(えんぴしん)とも呼ばれているシールタイプの針です。
身体に貼ると、0.6ミリ(1ミリ以下)の短い針が、皮膚にわずかに刺さった状態になります。

置鍼(おきばり)
こちらも滅菌されて密封包装しているものを、使い捨てで使用しています。

個別包装で密封されてた置鍼
針治療やお灸・整体の施術を受けていただいた後に、治療効果の持続・増強のために、置き針の施術をさせていただくことがあります。
OKはり灸マッサージで使っている置き針は、針の長さが0.6ミリです。
1ミリ以下のたったこれだけの針の刺激でも、非常に高い効果が上げることができます。

写真中央の腕の真ん中に置鍼を貼っています
肌色なので、遠目に見るとあまり目立ちません。
置き針を施術した場合、貼ったまま帰っていただくのですが、どれくらいの間貼っておけばよいかと言うと、症状や体質などによって違いはありますが、チクチクしたり、かゆみを感じなければ、たいていの場合1週間ほど貼ったままでも問題ありません。
注意点としては、お風呂に入った時は、ゴシゴシこするのは控えてください。
また、かゆみやチクチクした感じなどを感じた場合は、はがしてください。
耳鍼
耳に粒状の針をシールやテープなどで貼って刺激を与える、いわゆる耳つぼ療法用の針です。
小さな粒の耳針 耳つぼ用の針 透明シールタイプ
このような粒状の針です

耳つぼに使う粒状の鍼

粒鍼がついたシールを耳に貼ります
耳つぼ療法は、中国で古い歴史がありますが、日本でも耳つぼダイエットがブームになり、注目が高まりました。 OKはり灸マッサージでは、最近人気の耳つぼジュエリーの施術も行っています。
てい鍼(ていしん)
刺さない針です。
OKはり灸マッサージでは、主に耳つぼジュエリーの施術の際に、てい針を使って、耳つぼを刺激しながらポイントを探索して施術しています。

ツボを刺激する刺さない鍼-てい鍼(ていしん)