1. HOME
  2. WHOセミナーにおいて鍼が役に立つとされた疾患

WHOセミナーにおいて鍼が役に立つとされた疾患

1997年、NIH(米国 国立衛生研究所)が行ったパネル会議の中で、鍼の有効性、安全性、などについて議論され、いくつかの症状について鍼が有効であると発表しました。

また、1979年6月にWHO地域間セミナーが北京で開催された際、鍼が役に立つとされる疾患のリストが作成されました。

鍼の適応疾患とされる症状は以下の通りです。

神経系疾患

神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

運動器系疾患

関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

循環器系疾患

心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

呼吸器系疾患

気管支炎・喘息・風邪および予防

消化器系疾患

胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

代謝内分秘系疾患

バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

生殖、泌尿器系疾患

膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

婦人科系疾患

更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

耳鼻咽喉科系疾患

中耳炎・耳鳴り・難聴・メニエール病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・扁桃炎

眼科系疾患

眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

小児科疾患

小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

この発表は、30年以上も前のものなので、今検証すると、新しく増える症状や、適応でないと判断されるものがあるかもしれません。

この件については詳しくはこちら

森ノ宮医療大学 鍼灸情報センター「鍼の適応症とWHO」

 

OKはり灸マッサージの鍼治療の関連記事

電話受付 AM7:00~

治療案内

その他、幅広い症状に対応しています。